FAQ よくある質問

熱電対 測温抵抗体

保護管の役割と選定について

主な金属保護管の耐熱温度

温度センサーに用いられる保護管は、測温抵抗体素子や熱電対素線を、測定箇所の圧力や応力、有害雰囲気から保護する目的で使用されます。

保護管は使用材料により金属保護管と非金属保護管の2種類に大別され、金属保護管には一般にオーステナイト系ステンレス鋼が多く用いられます。
また、高温で用いられる熱電対にはアルミナを主とする非金属保護管が用いられます。

近年では金属管の中に導体と酸化マグネシウムの粉体を納めたケーブルも多く用いられ、弊社ではシース測温抵抗体、シース熱電対としてご提供しています。

主な金属保護管

種類 記号 使用可能温度
常用 過熱
SGP 600 800
SUS 304 750 850
316 850 950
316L 850 950
310S 900 1,000
高耐熱鋼 NCF600
(インコネル600相当)
1,000 1,100
高クローム鋼 P4 1,000 1,100
カンタルAF KAF 1,100 1,300
チタン Ti 400 500
ハステロイ Has B 760 1,150
Has C 1,090 1,250
Has X 1,090 1,250
KTA-KU50 KTA-KU50 1,100 1,250
タンタル Ta 300

主な非金属保護管

種類 記号 使用可能温度
常用 過熱
JIS 特種 PT-0 1,600 1,850
JIS 1種 PT-1 1,500 1,550
JIS 2種 PT-2 1,400 1,550
ジルコニア ZR 1,800 2,100
シャモット S 1,400 1,500
炭化珪素 SiC 1,400 1,600
窒化珪素 SiN 1,200 1,500
透明石英 QT-1 1,100 1,200
硬質ガラス ガラス 400 500

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