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被覆熱電対による最適な表面温度測定について
被覆熱電対による表面温度の測定にあたっては、
熱流をなるべく小さくし、測定誤差を小さくする事が大切です。
それには被覆熱電対を対象物にはわせて設置し、対象温度、環境の仕様に適合するテープ、もしくは接着剤で接着するのが最適です。テープは温度が上昇すると粘着性が落ちることがありますので、メーカー取扱説明書等の指示に従いご使用ください。
接着する際には、測温対象物と、温接点の間に隙間が出来ない様注意して取り付けてください。空気層ができることで測定誤差を生む可能性があります。
また、温接点がシート状になったものを使用し、接着を行うのも表面温度測定には非常に効果的です。
被覆熱電対接着方法 | |
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シート状の温接点をテープで接着すると 表面積が広く効果的。 |
被覆熱電対を測温対象物に這わせて テープで接着する方法も良い。 |
被覆熱電対を測温対象物に這わせて 接着剤で接着する方法も良い。 |
×被覆熱電対を一点のみで接着する 方法だと測定誤差が大きい。 |